25日夜遅く、再び大雨特別警報が発表された山形県では、各地で河川の氾濫や土砂崩れなどの被害が出ています。

 25日、山形県酒田市と遊佐町に「大雨特別警報」が発表され、線状降水帯が発生しました。

 夜になり「大雨警報」に切り替わりましたが、深夜になって再び「特別警報」が発表されました。

 県によりますと、酒田市の荒瀬川などで川の水があふれたり、国道47号に土砂が流れ込んだりするなどの被害が出ました。

 新庄市・遊佐町全域と酒田市などの一部に警戒レベル5の「緊急安全確保」が出されたほか、11の市町村に避難指示が出ています。

 また、秋田県でも記録的な大雨となり、由利本荘市に「緊急安全確保」が出されました。

 にかほ市や由利本荘市では川が氾濫し、周辺で床上浸水などの被害がありました。

 湯沢市では土砂崩れが発生し、作業員の60代男性が行方不明となっています。