秋田県で、由利本荘市を流れる石沢川の堤防が決壊し、市内の一部に警戒レベルで最も高いレベル5の「緊急安全確保」が出されています。

 秋田県は前線や暖かく湿った空気の影響で、湯沢市やにかほ市、由利本荘市など県の南部を中心に大雨となりました。

 由利本荘市は市内を流れる石沢川の堤防が決壊したとして、25日午前2時25分に86世帯231人に警戒レベルで最も高いレベル5の「緊急安全確保」を出しました。

 消防によりますと、午前1時39分に地元の消防団から、「堤防が決壊し集落に水が流れてきそうだ」という内容の通報があったということです。

 消防が確認したところ、堤防から川の水があふれていましたが、現在は水がひいているということです。