関越自動車道でトラックなど6台が絡む事故。1人が死亡し、8人がけがをしています。

 関越自動車道の下り線。

 カメラは、トラックの後方から前に回り込もうとしています。本来なら運転席が見えるはずです。ところがトラックの前方部分が大きく潰れてしまっています。

 少し離れた場所には、タイヤとみられるものが2つ転がっています。運転席はえぐられたように押し潰され、元の形を想像することもできません。

 事故は25日午後11時すぎ。警察によると、トラックは渋滞で止まっていた乗用車にぶつかり、さらにその前にいた車を運ぶためのキャリカーに突っ込んだとみられます。

 追突されたキャリーカーが押し出されるなどして、さらに前にいた乗用車3台を巻き込み、合わせて6台が絡む玉突き事故になりました。

 トラックを運転していた60代ぐらいの男性はその場で死亡が確認され、乗用車などに乗っていた男女8人がけがをしました。

 現場は見通しが良く、事故当時も雨は降っていませんでした。

 警察が原因を調べています。