宮城県南三陸町の企業が被災地で開発を進めてきた宮城県で初めてとなる地鶏、みやぎの青葉地鶏の一般販売を前に、関係者にお披露目されました。

 JR仙台駅1階の焼き鳥店で、発表イベントが行われました。

 弾力がありジューシーな肉質とコクのあるうま味が特徴のみやぎの青葉地鶏は、南三陸町の水産加工会社が震災後に防災集団移転の跡地を活用しようと、3年前から開発を進めてきました。

 1平方メートル当たり10羽以下で育てるなど、JAS=日本農林規格で定められた地鶏の条件をクリアしつつ、グルタミン酸などのうま味が豊富な三陸産の昆布やワカメを餌に配合するなどの工夫を重ねています。

 村井宮城県知事「肉質が全然違いますね、ジューシーで」

 旬鮮堂西條茂美社長「宮城県にも地鶏があることを皆さんに知っていただけるように作り上げていきたい」

 みやぎの青葉地鶏は、仙台駅1階の炭火焼鳥肉のいとうで8月1日から提供されるほか、宮城県の飲食店でも順次提供される予定です。