トヨタ自動車グループの今年上半期の販売台数が発表されました。海外では過去最高となった一方で、国内では相次ぐ認証不正の影響などで3割余り減少しました。

 トヨタによりますと、今年1月から6月までのグループ全体の販売台数は前の年より4.7%少ないおよそ516万台でした。

 うち海外は433万8000台余りと3.1%増え、過去最高となりました。

 一方、国内での販売台数は82万3595台で、32%減少しました。

 大量生産に必要な型式指定の認証を巡る不正がグループの複数の企業で発覚して一部の車種の出荷を停止したことや、4月のリコールでプリウスの生産を一時停止したことなどが影響したとみられます。