建物火災で3人が死傷。車で突っ込んだのは19歳のアメリカ兵でした。遺体からはアルコールが。

 青森県三沢市にある三沢基地の近くで先月、県道沿いの小屋に車が突っ込み炎上した事故。

近所の人 「雷みたいな音が『ドン』となったので、見たら燃えていたという状況」

 車の中と外から2人の遺体が見つかり、1人が重傷で現在も入院中です。

 当初からアメリカ軍基地との関連をうかがわせる話が出ていました。

近所の人 「何か英語で『逃げろ!』と言っていたり、ジェスチャーしていたりが見えた」 「もう1人外国人がいて、その人が1人救助して、そこから担ぎ出してこちらの方に連れてきた。(救助にあたったのは)恐らく軍人だと思います。車のナンバーを見れば分かりますので。Aナンバーでしたので」

 警察は先月31日、死亡した2人の身元を公表しました。アメリカ軍三沢基地所属のジェイコブス・タイラー・アンドリュー空軍兵(19)と同乗していた会社員の今浪幹生さん(26)です。

 問題は運転していたタイラー空軍兵の遺体から基準値を上回るアルコールが検出されたことです。

 事故の前に何があったのか…。

 警察は危険運転致死傷の疑いも視野に容疑が固まり次第、タイラー空軍兵を容疑者死亡のまま書類送検する方針です。