紅麹原料を使ったサプリメントによる健康被害問題で13日、小林製薬は厚生労働省に報告すべき死亡に関する相談について11件の報告漏れがあったと発表しました。

 小林製薬によりますと、紅麹サプリの摂取と死亡との関連が疑われる遺族からの相談が356件寄せられていて、このうち11件について厚労省に報告できていなかったということです。

 報告漏れの理由は、健康被害の相談を受けたオペレーターがデータの入力ミスをしていたということです。

 小林製薬がサプリの摂取と死亡との因果関係を詳しく調査している事例は113件に上っていて、今月中旬をめどに調査結果を報告する予定です。