アメリカやロシアなどで収監されていた24人に上る冷戦終結後、最大規模の身柄交換について、バイデン大統領は「残酷な試練は終わった」と歓迎し、プーチン大統領は帰国者を空港で出迎えました。

 1日、ロシアやアメリカ、ドイツなど7カ国で収監されていた合わせて24人の身柄が仲介役を担ったトルコで交換されました。

 交渉は数カ月間にわたって行われたとみられています。

 このなかには、ロシアでスパイ罪に問われて有罪判決を受けたウォール・ストリート・ジャーナルの記者やドイツで終身刑を言い渡されたロシア連邦保安庁の元工作員らが含まれています。

 アメリカのバイデン大統領は「残酷な試練は終わった。彼らは自由になった」と歓迎し、ロシアのプーチン大統領は、帰国した8人を空港で出迎えました。