2019年の台風19号の豪雨で大きな被害を受けた宮城県丸森町で、国が高台に整備している国道349号の復旧状況が公開されました。

 2019年10月の台風19号により丸森町の国道349号では、のり面の崩落や路肩の決壊があった14キロの区間の復旧工事を国が行っています。

 特に被害が大きかった8キロの区間では山側の高台に別ルートを整備する計画で、7月までに3つの橋が舗装を除いて完成し3つのトンネルも8月中には全てが貫通する予定です。

 宮城南部復興事務所土田優副所長「被災された皆様のためにも、1日でも早い復興に道路が起爆剤となって復興していただければと考えています」

 宮城南部復興事務所では工事は7割ほどまで進んだとしていて、2025年度中には区間全体の完成を目指しています。