震災を経験していない小中学生に教訓を伝えようと、仙台市宮城野区の津波避難タワーで防災学習が行われました。

 防災学習には、宮城野区の5つの少年消防クラブに所属する小中学生46人が参加しました。

 児童生徒らは、消防署員の説明を聞きながら津波避難タワーの1階から屋上まで歩き避難の仕方を体験しました。

 住民「真っ黒な水に2階造りの家が流れていて、中には2人くらいの人がいるのです」

 避難スペースの中では住民が被災者の手記の読み聞かせを行い、震災当時まだ生まれていなかった児童らが熱心に耳を傾けていました。

 参加者「その場面に対してちゃんとした行動を取らないと簡単に命を落としてしまうので、ちゃんと準備をして普段から気を付けたい」