ニューヨーク株式市場のダウ平均株価が急落し一時、950ドル以上、値下がりしました。アメリカの景気後退への警戒感が広がっています。

　アメリカ労働省が2日に発表した7月の雇用統計は、景気動向を敏感に示す農業分野以外の就業者数が市場予想を大幅に下回りました。

　これを受けて二ューヨーク株式市場ではハイテク株を中心に売られ、ダウ平均株価は一時、950ドル以上、下落しました。

　終値は610ドル安で4万ドルの大台を割り込みました。

　ニューヨーク外国為替市場では一時、1ドル＝146円台前半を付け、およそ半年ぶりの円高ドル安水準となりました。

　投資家の心理を示す「恐怖指数VIX」も急上昇しています。

　アメリカ経済の先行きに警戒感が広がっていて、週明けの東京株式市場にも影響しそうです。

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