宮城県多賀城市の東北歴史博物館で開催中の特別展和食の関連イベントとして、高校生が自ら育てた野菜などの販売会が行われました。

 東北歴史博物館で開催中の特別展和食は、世界でも注目されている日本の食文化を約400点の標本や資料を通して 学ぶことができます。

 関連イベントとして行われている販売会は、宮城県5つの高校が実施しています。

 3回目の2日は、大河原産業高校の生徒10人が授業の一環で生産したナスやトウモロコシといった夏野菜やジャムなど13品を販売しました。

 生徒らは、訪れた人に育てた野菜の特徴などを説明していました。

 生徒「買ってくれるかっていう不安も大きくて、でもやっぱり見てくれるとうれしいっていう感じです」「ゆでても焼いても甘いところがこだわりのポイントです」

 来館者「白いナスとトウモロコシで、何か料理を作りたい」「買う機会が無いからね、高校生が作った野菜って」「あまり買う機会が無いからうれしい」

 高校生による販売会は、8月6日と9月7日にも行われます。

 特別展和食は9月23日まで、東北歴史博物館で開催されています。