15日からの記録的な大雨で大きな被害を受けた宮城県大崎市の伊藤康志市長が、激甚災害に指定するよう国に働きかけてほしいと県に要望しました。
大崎市では、15日からの大雨で市内を流れる名蓋川が決壊するなどして住宅が浸水したり、約5600ヘクタールの農地が冠水したりするなど大きな被害が出ました。
28日、大崎市の伊藤康志市長が県庁を訪れ、復旧の際に国の財政支援を受けられる激甚災害の指定に向けて国に働きかけてほしいと、県に要望しました。
このほか、被災者の生活再建を支援する県独自の見舞金制度の創設や、堤防の一部が決壊した名蓋川の迅速な復旧と、再発防止のための抜本的な対策の実施を要望しました。
伊藤康志大崎市長「被災者や一自治体の力だけでは何ともできないので、県と国の全面的なご支援をお願いしたい」