アメリカのハリス副大統領とミネソタ州のワルツ知事が大統領選挙でタッグを組むことを予想し、2020年の時点で2人の名前が入ったドメインを買っていた男性が話題となっています。

 インターネットで「harriswalz.com」と入力すると、大きく「walz」という文字が表示されました。

 ニューヨークに住むジェレミー・エチェさんは商標を専門とする弁護士で、大統領選挙を見据えて2020年にこのドメインをおよそ10ドルで購入していました。

商標を専門とする弁護士 ジェレミー・エチェさん 「彼女が将来大統領選に出馬することは明らかで、私は中西部や南部の州の白人上院議員や州知事をすべて調べ、伴走者に選びそうな人について、思いつく限りのドメインを購入した」

 このドメインを販売したところ、副大統領候補としてワルツ氏の起用が報道されてから5時間半後、買い手がついたそうです。その金額は…。

ジェレミー・エチェさん 「1万5000ドルで売れました」

 エチェさんは別の人の名前が入ったドメインも複数購入していますが、当時無名だったワルツ氏を選んだ理由について、「ハリス氏が可能な限り安定感のある人物を選ぶと思った」と話します。

ジェレミー・エチェさん 「ワルツは物議を醸すようなことは言わないだろう。ハリス陣営の勢いを維持していくと思う。穏健派で好感が持てるし、知事になる前は長年、保守的な選挙区で議員を務めていた。だから投票先を決めていない有権者にアピールする方法を知っている」