平和祈念式典に長崎市がイスラエルを招待しなかったことで、アメリカなどG7各国の駐日大使が欠席の意向を示していることについて、林官房長官は「コメントする立場にない」と述べました。

林官房長官 「式典は長崎市主催の行事であり、各国外交団からの出席者も含めて政府としてコメントする立場にはないということでございます」

 林長官は「式典は長崎市主催の行事だ」とし、「出席の調整は長崎市と各当事者の間で行われている」と強調しました。

 一方で、政府が調整に入るべきでは、との指摘に対して、林長官は各国の外交団や長崎市側と事務的なやり取りはしているとしたうえで、政府としては「それ以上の詳細は差し控える」と述べるにとどめました。