神奈川県警の新たなトップが着任し、匿名・流動型犯罪の捜査や被害防止の啓発活動への抱負を語りました。

 8日付で着任した和田薫本部長は兵庫県出身の55歳で、これまでに福島県警本部長や警察大学校の副校長を歴任してきました。

 着任会見で神奈川県内の犯罪動向についての認識などを問われた和田本部長は、特殊詐欺被害などで暗躍する“匿流”=匿名・流動型犯罪への対応を挙げ、取り締まり活動とともに被害抑止のための広報・啓発活動に引き続き取り組みたいと話しました。