政府は、9日から12日まで岸田総理大臣が中央アジア5カ国との首脳会議などに出席するためカザフスタン、ウズベキスタン、モンゴルを訪問すると正式に発表しました。

林官房長官 「中央アジアプラス日本対話首脳会合では共同宣言を発出をし、グリーン・強靱化・コネクティビティー・人づくりに重点を置いた新たなイニシアティブを立ち上げる予定であります」

 中央アジア5カ国との首脳会議が開催されるのは初めてで、林長官は他国に先駆けて築いてきた「互恵的協力をさらに深化させる」と強調しました。

 また、中央アジア各国と二国間会談も行う予定で経済や安全保障面での関係強化について議論を交わす方針です。

 一方、モンゴルとの首脳会談で北朝鮮による拉致問題が議題になるかと問われた林長官は「調整中」と述べるにとどめました。