バンクシーが異例の8日連続で新作を公開。しかし、作品は犯罪の恐れも。

 通りを行き交う人がカメラを向ける先にはサイです。

 車に覆いかぶさるように描かれたサイ。

 車の後ろ部分もサイの重みで潰れているように見えます。

 作品は5日のヤギを皮切りにゾウ、サル、オオカミ、ペリカン、ネコ、魚と続いて今回のサイです。

 ただ、いずれの作品にも説明はありません。作品を見た人は…。

作品を見た人 「カメラもヤギに向いていたので、イギリスの監視社会のようなものと関係があると思う」

 様々な臆測が飛び交うなか、バンクシーの作品が犯罪にあたる可能性が浮上。

ロンドン市警察 「ポリスボックスが犯罪の被害に遭い、それがバンクシーの作品であると確認した」

 魚が水槽の中を泳いでいるようなアートですが、描かれたのは警察官が警備などのために待機する小屋です。中から外の様子が見えなくなってしまいました。

 7作目の作品が器物損壊事件となる可能性があるといいます。

 現場近くにはバンクシーの作品の真上に防犯カメラがあります。バンクシーの姿が映っているかもしれません。

 果たして、カメラは正体不明の芸術家・バンクシーの素顔を捉えているのでしょうか。