少子化などを背景に墓の管理や供養を寺院や霊園に任せる「永代供養」の購入が半数に上ることが分かりました。

 仏壇・墓石販売大手の「はせがわ」の調査によりますと、この5年間で購入した墓の種類は永代供養型が最も多く、49.7%でした。

 永代供養型の購入を検討している人は88.3%を占め、特に墓石の代わりに植物をシンボルにする樹木葬が増えているということです。

 墓を継ぐ人がいない、子どもに負担を掛けたくないなどの理由で墓石を撤去する「墓じまい」が増え、管理の必要がない永代供養のニーズが高まっています。