南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」が続くなか、8日に震度5強を観測した宮崎市の飲食店では店の再開と同時に次の地震への備えに迫られています。

 宮崎市の繁華街・橘通西、通称「ニシタチ」にある居酒屋では、地震で調理場の棚にあった30個以上の焼酎ボトルやグラスが落ちて割れました。

 9日から営業を再開しましたが、お盆の繁忙期と重なり、次の地震への備えが思うように進んでいません。

「一粒万倍」店主 日吉一生さん 「ここに1本でもロープを通すとか、ここだったら2本とか、大きなのを1本掛けるとかすれば少しは被害がないのかなと…」

 店では地震が起きたらすぐに火を消すよう従業員に指導しています。