自民党の麻生副総裁と茂木幹事長が14日夜に都内で会食しました。岸田総理大臣が総裁選挙への不出馬を表明したことを受け、今後の対応などについて協議したとみられます。

 会食は茂木幹事長から呼び掛けたもので、約2時間にわたって2人だけで行われました。

 総裁選への出馬に意欲をにじませている茂木氏は、派閥の会長を務める麻生副総裁の支援を期待していて、党内情勢や今後の見通しなどについて話し合ったものとみられます。

 一方で、麻生派には総裁選への出馬を模索している河野デジタル大臣も所属していて、麻生氏の判断が焦点の一つとなっています。