南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」について特別な注意の呼び掛けが終了したことを受け、宮崎県内のサーフスポットでは備えを継続するという声が聞かれました。また、宿泊施設は今後への期待感をにじませています。

 多くのサーファーが訪れる宮崎県日向市の「お倉ケ浜海水浴場」では、注意情報の呼び掛けが終了しても地震の備えは続けたいという声が聞かれました。

家族で移住 「子どもたちだけで入れている時もあるので、警報が鳴った時にすぐに丘の上にあがるように言っています」

北九州からきた男性 「地震速報とかそういうのはよく見るようにしています」

 一方、同じ日向市のお倉ケ浜にあるホテルでは、お盆休みの書き入れ時が注意情報の期間と重なり、合わせて20件の宿泊キャンセルが相次ぎました。

 しかし、注意情報の呼び掛け終了で、宿泊客が戻ることへの期待感もにじませています。

プレザント日向 治田みなみさん 「(Q.きょうで発災から1週間。少しずつにぎわいも戻ってくる?)そうなると良いと思います」

 地震で旅行を取りやめた帰省客などの予約が今月中に戻ってほしいとしています。