11月のアメリカ大統領選挙に向けた副大統領候補のテレビ討論会が10月に開催される見通しとなりました。

 副大統領候補の討論会を主催するCBSニュースは15日、民主党候補のウォルズ氏(ミネソタ州知事)と共和党候補のバンス氏(上院議員)の両陣営が10月1日の開催で合意したと明らかにしました。

 ニューヨークを舞台に2人が初めて直接対決に臨みます。

 ウォルズ氏は14日、テレビ討論会に出席する意向を示し、バンス氏にも参加するよう呼び掛けていました。

 それを受けてバンス氏は15日、自身のSNSで「アメリカ国民にとって討論会はできるだけ多い方がいい」と述べ、10月1日だけでなくCNNが主催する9月18日の討論会にも参加する意向を示し、複数回の直接対決をウォルズ氏に呼び掛けました。

 また、大統領候補のテレビ討論会を巡って民主党のハリス氏陣営は声明で、2回開催するよう提案し、トランプ陣営も承諾したと発表しました。

 ハリス氏とトランプ氏の1回目の直接対決は9月10日で決まっていて、2回目は10月開催に向けて調整を進めるということです。

 ハリス陣営は「トランプ陣営が駆け引きをすればするほど不安定で不真面目な姿を国民にさらすことになる」と挑発しています。