気象庁は台風10号について、国交省と共同で会見を開き、「非常に強い勢力で西日本から奄美地方に接近する恐れがある」とし、大雨や暴風への注意を呼び掛けました。

 気象庁によりますと、台風10号は現在、日本の南の海上を北上していて、この後、暴風域を伴い非常に強い勢力で西日本から奄美地方に接近する恐れがあるということです。

 27日から30日にかけて、西日本から東日本の広い範囲で多い所では24時間に300ミリから400ミリの雨が予想されていて、大雨や暴風への厳重な警戒を呼び掛けました。

 また、国交省は台風による河川の氾濫や交通機関の運休情報などについて、最新情報をチェックするようにと注意喚起を行いました。