災害発生時の断水などに備え、宮城県の白石市と蔵王町は互いに水を融通し合う協定を結びました。

 締結式には蔵王町の村上英人町長と白石市の山田裕一市長が出席しました。

 協定では、災害などで断水が発生した際に市と町の境に新たに設ける連絡管を通じて、互いに水を融通し合います。

 白石市から蔵王町には1日当たり最大で2400人分、蔵王町から白石市には1200人分の水を送れるようになるということです。

 山田裕一白石市長「お互いに補完し合うことで、より強固で安定した水道供給態勢が構築されます」

 村上英人蔵王町長「連携することが地域の住人、私たち行政にとっても大変心強く感じているところであります」

 宮城県の市町村が水道に関する協定を結ぶのは、大河原町と村田町に次いで2例目です。