イスラム組織「ハマス」に去年10月から人質に取られていた男性がイスラエル軍に救出されました。健康状態に問題はないということです。

 イスラエル軍は27日、ガザ地区南部にあるトンネルの中からカイド・ファルハン・アル・カディさん(52)を生きたまま救出したと発表しました。

 健康状態に問題はなく、病院で検査を受けるとしています。

 アル・カディさんは去年10月7日に、イスラエルのキブツからハマスによってガザ地区に連れ去られ人質として拘束されていました。

 人質の解放を巡っては、去年11月に一部が解放されていました。

 ネタニヤフ首相は「我々はすべての人質を帰還させるためにたゆまない努力を続ける」と強調しています。