ウクライナのゼレンスキー大統領は国産の弾道ミサイルの発射実験に成功したと明らかにしました。

 ゼレンスキー大統領は27日、キーウで開催されたフォーラム後の記者会見で「ウクライナ初の弾道ミサイルの発射実験に成功した」と明らかにしました。

 ミサイルの詳細や開発段階などについては言及しませんでした。

 ゼレンスキー大統領は24日にも、国産の新型攻撃用無人機の開発に成功し実戦に投入されたと発表していました。

 欧米から供与される射程の長い兵器にはロシア領内の攻撃に対して使用制限が掛けられているなか、独自で開発を急ぎ実戦投入したい考えです。

 一方、ウクライナ軍のシルスキー総司令官はクルスクへの越境攻撃について、依然、前進を続けていると述べました。

 そのうえで、これまでに100の集落を含む1294平方キロメートル以上を制圧したほか、594人のロシア兵を捕虜にしたと明らかにしました。