気象庁は2日、有識者による「異常気象分析検討会」を開催しました。

異常気象分析検討会 中村尚会長 「今年の暑さも異常気象と言って差し支えないと思っております。長期的な温暖化の傾向は変わりませんし、以前に比べれば気温の高い状況が確実にあらわれやすくなっている」

 今年7月の全国の平均気温が平年を2.16℃上回り、1898年の統計開始以来、最も高かったと発表しました。

 日別の気温では、全国914地点のうち144地点で観測史上最高の気温を記録しました。

 また、今後1カ月間は気温の高い状況が続くとして、引き続き暑さ対策をするよう呼び掛けました。

(「グッド!モーニング」2024年9月3日放送分より)