楽天イーグルスはオリックス4連戦4戦目の2日、5回に辰己のタイムリーなど集中打で勝利を引き寄せました。連敗は3でストップです。

 3連敗中の楽天は瀧中が約2週間ぶりに先発しますが、同点で迎えた3回表に太田にソロホームランを浴び勝ち越しを許します。

 5回裏の攻撃前にベンチ前で円陣を組んだ楽天は、その効果が表れたのか打線がつながります。同点に追いつきなおもチャンスで小深田のセーフティースクイズは相手のミスも重なり内野安打に。勝ち越しに成功すると得点圏打率リーグトップの辰己がライトの頭上を越えるタイムリー3ベース。この回4点を奪い試合の流れを引き寄せます。

 7回以降は継投策でリードを守った楽天。連敗は3でストップし、3位ロッテとの直接対決を前に価値ある勝利です。

 辰己涼介選手「きょう負けたらCSをあきらめようと思っていた。1勝3敗で何とか耐えた。僕がCSに連れていきます」

 4位楽天は勝率5割に復帰し、3位ロッテとのゲーム差を2.5に縮めました。5日からはそのロッテと敵地で4連戦です。

【2日】
 楽天5−2オリックス@楽天モバイルパーク宮城