台風10号の影響で大分県内にある養鶏場が停電になり、食肉用のニワトリおよそ4万羽が死んでいたことが分かりました。

 大分県東部にある養鶏場で、食肉用に飼っていた5万羽のうちおよそ4万羽のニワトリが死んだとの報告が先月31日にあったことを大分県の佐藤知事が会見で明らかにしました。

 30日の夜から31日の朝にかけ台風による停電でファンや水などが止まり、鶏舎内が高温になったことが死んだ原因とみられます。

 大分県によりますと、その他の養鶏場からも浸水などによりニワトリが死んだという被害が複数報告されているということです。