17年前に兵庫県で発掘された化石が、新種の恐竜であることが分かりました。

　2007年に兵庫県丹波篠山市で恐竜の骨とみられる化石が発掘され、「県立人と自然の博物館」などが調査した結果、1億1000万年前の「角竜」と呼ばれる恐竜の新種であることが分かりました。

　この新種の恐竜は、研究員で長年、化石の調査に携わり、おととし亡くなった三枝春生さんにちなんで「ササヤマグノームス・サエグサイ」と名付けられました。

　ササヤマグノームス・サエグサイは、草食でくちばしがあるのが特徴です。

　今月化石は、4日から「人と自然の博物館」で展示される予定です。