令和の米騒動とも言われる全国的な米不足の中、宮城県南地域では例年より1週間早く新米の稲刈りが始まっています。
角田市藤田にある高橋市郎さん(67)の田んぼでは、一面に実ったひとめぼれの稲を農業用の機械で刈り取っていました。
気温が高い日が続き米が順調に育ったことから、例年よりも1週間早く稲刈りを始めたということです。
高橋市郎「新米食べた感じは、新米の香りがしておいしい米に仕上がっていると思います」
約30ヘクタールの田んぼで米を育てているという高橋さんは、例年並みの約13.5トンの収穫を見込んでいるということです。 高橋市郎さん「田植えから手心加えた米なので、おいしく食べてもらえれば消費者の皆さんにありがたく思います」
収穫した米を乾燥し保管するJAみやぎ仙南の施設では3日から受け入れが始まり、収穫された米が次々と運び込まれていました。 角田市など2市7町を管轄するJAみやぎ仙南では、例年並みの1万4000トンの出荷を見込んでいるということです。