アメリカで自宅の豪邸を9億円近く値引きして売却した後に購入したのがアマゾンのジェフ・ベゾス氏だったと知ったオーナーが激怒し、訴訟問題に発展しています。

 ブラジルの玩具・電子機器メーカーの共同創業者、レオ・クリス氏は、フロリダ州マイアミの超富裕層が住む島にある自宅を8500万ドル、日本円で約122億円で売りに出したところ、不動産業者から600万ドル、日本円で約8億6000万円の値下げを持ち掛けられてそれに応じる形で売却しました。

 クリス氏はその後、売却先がアマゾン創業者で個人資産約30兆円のジェフ・ベゾス氏だということを知り、購入者の身元を隠されたことで値下げ分約8億6000万円の損失を被ったとし、不動産会社に対して損害賠償を求める裁判を起こしました。

 島の住民にはNFLのスター選手だったトム・ブレイディ氏やイバンカ・トランプ氏などがいます。