かつて忍者がいたとされる群馬県東吾妻町で、7回目となる国際忍者学会の大会が始まりました。

 国際忍者学会事務局によりますと、東吾妻町がある群馬県北西部には、安土桃山時代に真田幸村が率いたとされる「真田十勇士」のモデルとなった「吾妻忍者」がいたということです。

 この忍者にゆかりのある東吾妻町で、14日から2日間の日程で国際忍者学会の大会が開催されています。

 大会は吾妻忍者の末裔(まつえい)らの演武で始まり、吾妻忍者の成り立ちや武田家にまつわる忍術、前橋にあった松平大和守家の忍者などについて研究発表がありました。

国際忍者学会 山田雄司新会長 「外国人、日本人と色々な方がたくさんいらっしゃって、この地域が忍者の里ということで名前が広がっていってもらえたらなと思っています」

 2日目の15日は、東吾妻町と中之条町の2つのコースに分かれ、それぞれ忍者と関係の深い寺院や城跡などをまわるということです。