東京・中野区のタワーマンションの一室で男性が首をはさみで刺されその後、死亡した事件で逮捕された交際相手の女が「けんかをしたら相手を殴ったりすることは多くあった」と話していることが分かりました。

 佐藤琴美容疑者(25)は16日午後7時ごろ、中野区のタワーマンションの一室で、交際相手の20代の男性の首をはさみで刺した疑いで現行犯逮捕されました。

 男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。

 その後の捜査関係者への取材で、佐藤容疑者は「今年に入ってから交際を始めた」「けんかをしたら相手を平手打ちをしたり殴ったりすることは多くありました」と話していることが分かりました。

 2人はマンションに入る前から口論になっていて、「はさみを出したら言うことを聞くと思った。はさみが1回刺さってしまった」と供述しています。