「利息が必ず出る」などとうそを言って、自分が経営する生命保険代理店の社債の購入費用をだまし取ったとして仙台市の男が逮捕されました。

 詐欺の疑いで逮捕されたのは、自己破産した東日本保険財務企画の元社長 清水直明容疑者(49)です。

 清水容疑者は2023年4月、仙台市の60代男性に対、利息を支払う意思が無いにもかかわらず「年に2%の利息が出る」などとうそを言い、社債の購入費用600万円をだまし取った疑いが持たれています。

 警察は捜査に支障があるとして清水容疑者の認否を明らかにしていません。

 警察によりますと、清水容疑者をめぐってはこれまでに80人以上が同様の被害を訴えていて、訴えている被害の総額は10億円以上に上るということです。