宮城県気仙沼市の廃校になった高校の体育館に、フェンシングの専門練習場が開設されました。
気仙沼市は、オリンピックに3度出場した菅原智恵子選手や、ロンドンオリンピックの団体戦で銀メダルを獲得した千田健太選手を輩出するなど、フェンシング競技が盛んな街として知られています。
専門練習場は、フェンシングに励む子どもたちの技術向上のため2018年に気仙沼高校と統合し廃校となった、旧気仙沼西高校の体育館に開設されました。
公式戦の基準を満たした専用のコートや判定に用いる審判機などの設置にはふるさと納税を活用していて、約1500万円をかけて整備を進めていきます。
日本フェンシング協会千田健一会長「この練習場から日本を代表するような、または世界の舞台で活躍できるような、できれば是非メダリストをここから誕生させたいと思います」
10月には初心者向けにフェンシングを疑似体験できる、スマートフェンシングの用具も整備される予定です。