コンサート中に地震が発生したという想定での避難訓練が、仙台市泉区のホールで行われました。
イズミティ21で行われた訓練は、仙台市消防音楽隊のコンサートの最中に震度5強の地震が発生したという想定で行われました。
緊急地震速報が鳴った後、スタッフは速やかに建物に異常が無いかを確認し、観客約250人は停電により暗くなった会場で、頭を低くし頭をかばんや手で守る対応を取りました。
その後、スタッフの誘導に従って発災から9分ほどで、全員が安全の確保された建物外へ避難しました。
参加者「緊迫感があった。こっちも真面目になって避難した」「芸術の秋を楽しみたいと思っているので、こういう心構えができたのはすごく良い機会だった」
仙台市市民文化事業団佐藤剛彦「慌てず行動ができるかどうか、経験する機会として役立てていただきたい」