22日、仙台市泉区のスキー場で起きたパラグライダーの落下事故で、操縦していた45歳男性が搬送先の病院で死亡しました。

 22日午前11時ごろ、泉区福岡の泉ヶ岳スキー場で飛行中のパラグライダーが落下しました。パラグライダーを操縦していたのは仙台市宮城野区の45歳男性で、心肺停止の状態で病院に運ばれましたが22日午後9時ごろに死亡が確認されました。死因は出血性ショックでした。

 男性は単独で飛行できるパラグライダーのライセンスを持っていて、数人の仲間と一緒に1人用のパラグライダーで飛行していました。3回離陸に失敗した後に飛び立つと、10秒ほどで風にあおられ旋回しながらゲレンデの中腹に落下したということです。

 スキー場付近では時折風が強く吹き、飛行を中止する人もいたということです。