仙台市地下鉄南北線に1987年の開業から37年目にして初めて新型車両が導入され、出発式が行われました。

 中島秀太記者「青白いライトを光らせて、真新しい車両がゆっくりと泉中央駅のホームに入ってきました」

 アルミ製の新型車両は塗装しない銀色の車体で、杜の都をイメージした黄緑と緑のラインが入っています。

 「結構いいなって感じがする。カラーが」「今まで車体が白っぽかったですけど、銀で未来感があってかっこいい」

 午前11時58分に新型車両が臨時列車として出発し、1000人以上の応募の中から抽選で当選した150人の鉄道ファンが乗車しました。

 座席は、定禅寺通のケヤキ並木をイメージしたデザインです。二重の窓が車内の温度を保つことで、冷房能力は1.5倍に向上しました。

 乗客「楽しいです。気持ち良いです」「シートの緑が良いですよね。静かですね、揺れが少ないような感じで」

 新型車両は、2024年度1編成のみ導入される予定で、7年かけて全22編成を切り替える計画です。