新春恒例、仙台市消防局の出初式が行われ伝統の階子乗りが披露されました。初めて女性の消防団員が参加しました。

 出初式には、仙台市消防局の職員や消防団員など約900人が参加しました。

 仙台市の無形民俗文化財に指定されている伝統の階子乗りが披露され、消防団員が高さ約7メートルのはしごにのぼり次々に技を披露しました。

 1884年(明治17年)から始まった階子乗りで、初めて女性が参加しました。秋保消防団所属の庄子真由美さんが、2年半にわたって練習してきた成果を披露しました。

 「高い所で怖いことをしていて、普通の人ではできないと思うのですごいと思った」「団結力が感じられて、初めて見たけどどすごい皆さん格好よかったです」

 秋保消防団庄子真由美さん「もっともっと女の人でもできるんだよ、消防団になれるんだよとアピールして、PR活動になっていけばと思う」

 2024年に仙台市で発生した火災は247件と、横ばいで推移しています。消防局では、暖房器具を使うこの時期は特に火の取り扱いに注意するよう呼び掛けています。