19日まで2日間行われた大学入学共通テストを終え、仙台市青葉区の予備校では受験生が自己採点を行いました。平均点は、前年を上回るとみられています。

 河合塾仙台校では、共通テストの試験を終えた受験生が午前中から自己採点に臨みました。

 河合塾は、6教科の平均点を文系が620点、理系が630点といずれも前年を上回ると予想しています。

 河合塾仙台校今井智校舎長「英語と数学と国語については、比較的前年に比べるとやや解きやすくなったのではないかなと。この5年間の中では、比較的優しめの問題になったのではないかと感じています」

 新教科となった情報は、生活を舞台にした問題も出され標準的で取り組みやすかったということです。

 河合塾仙台校今井智校舎長「対策が難しいんじゃないかと思われている人もいたとは思うが、しっかり教科書、授業を消化している方はまずまず取れた問題だったのではないか」

 受験生「自分的にはいい感じにできたかなと思っています。1年間頑張って良かったかなと思っています」「理科がちょっと難化していたのかなと。第1志望に合格するように頑張ります」「2次試験が勝負なので、そこに向けてあと30日くらい頑張っていきたいです」

 病気やけがなどやむを得ない事情で受験できなかった人は、25日と26日に追試験が行われます。国公立大学の2次試験の前期日程は2月25日からです。