仙台市交通局は4月1日の仙台市バスダイヤ改正に伴い、平日の日中や夜を中心に1日82便を削減する方針を固めました。減便は3年連続になります。

 減便となる市バスの路線は東仙台営業所が25便、鶴ケ谷・南光台が22便、北山・子平町が9便など計82便です。

 交通局によりますと、市バスは44全ての路線で赤字が続き2023年度の営業損失は約38億円に上ります。

 このため利用実績の低い路線があることや運転士確保が難しくなってきたことを踏まえ、4月1日のダイヤ改正に合わせ減便を決めたということです。

 平日の日中から夜までを中心に減便し、土曜や休日のダイヤに変更はありません。

 市バスの減便はこれで3年連続です。

 交通局は2月末に東北運輸局に変更内容の届け出を行い、市政だよりの3月号などで新しいダイヤを周知していく方針です。