1月20日は1年で最も厳しいころとされる「大寒」です。茨城県の鹿島神宮では境内の冷たい池に入り、無病息災などを願う大寒禊(みそぎ)が行われました。

 大寒禊は大寒に毎年行われる恒例の神事です。

 20日の朝、気温9.2℃のなか、鉢巻きにふんどし姿の男性や白装束姿の女性が集まりました。

 参加者は「鳥船」と呼ばれる「船をこぐ動作」を気持ちを高めてから冷たい池の中に次々と入っていきます。

 10分ほど肩までつかり、「大祓詞(おおはらえのことば)」という神様への祈りの言葉を唱え、1年の無病息災などを祈りました。

参加者 「自分の無病息災と家族の無病息災を願いながら参加させていただきました」 「1年通して頑張ろうと思えるように、きょう人一倍、気合を入れて頑張りました」

 かつては神職と地元有志で行っていましたが、年々、参加者が増え、20日は全国各地から女性32人を含む150人が参加したということです。