宮城県の黒川地域消防本部は、富谷消防署の消防士長が温泉施設のロッカーから現金1万円を盗んだとして停職6カ月の懲戒処分にしたと発表しました。
20日付で停職6カ月の懲戒処分となったのは、黒川地域消防本部の富谷消防署に所属する消防士長の男性(30)です。
消防士長は2024年10月、仙台市泉区の温泉施設で他人のロッカーの鍵を拾い、その鍵を使ってロッカーの中にあった財布から1万円を盗みました。
消防士長は5日後、駐在所に自首したということです。
自首した理由として消防士長は「発覚するかもしれないと不安になった」と話しているということです。
被害者との間で示談は成立しているということです。
黒川地域消防本部は「地域住民の信頼を裏切り深くおわび申し上げます。信頼回復に全力で取り組んでまいります」などとコメントしています。