SNSを悪用した「闇バイト」対策で、警察官が身分を隠して犯罪グループに接触する「仮装身分捜査」が始まることにともない、警察庁が基本ルールを定めました。

 「雇われたふり作戦」と名付けられた「仮装身分捜査」は、相次ぐ「闇バイト」に対し、警察官が身分を偽って募集に応募する新たな捜査方法として、警察庁が導入を検討してきました。

 この捜査の実施に向けて、方針や手順などを定めたガイドラインが策定されました。

 捜査のために作成する免許証などの身分証は犯人以外に提示しないことなどを原則としています。

 各地の警察で計画書が整い次第、スタートするということで、警察庁は当面の間、この捜査を実施する際には報告を求める方針です。