東日本大震災の支援への感謝の思いを集めた特別展が、宮城県南三陸町の震災伝承施設で開催されています。

 南三陸311メモリアルで4日から開催されている特別企画展、伝えたかった“ありがとう”は、震災当時伝えることができなかった感謝を伝えようと、町民から集まった200以上のメッセージから39枚が展示されています。

 津波でけがをした時におんぶしてくれた人への感謝や、避難所で会った看護師への感謝、神戸から支援に来てくれた人への感謝など様々な思いが集まっています。

 「感謝をする人たちの気持ちを改めて教えてもらえる気がするから、ありがたいなという気がしますね」

 南三陸311メモリアル佐藤信二伝承事業推進員「人と人とのつながりを大切にしてほしい。そういったところを皆さんに感じ取っていただきたいなと思います」

 特別企画展は、3月末まで開催されています。