フィリピンを拠点に「ルフィ」などと名乗る指示役らのもと、特殊詐欺に関与していたとみられる43歳の男が首都マニラ近郊で拘束されたことが分かりました。
フィリピン当局は28日、マニラ近郊のラグナ州にある住宅で佐々木崇容疑者の身柄を27日に拘束したと発表しました。
日本の捜査関係者によりますと、佐々木容疑者はルフィなどと名乗る指示役らのもと、フィリピン国内から日本に向けて嘘の電話を掛ける「かけ子」をしていたとみられています。
佐々木容疑者は警察官などをかたり高齢者から銀行情報やキャッシュカードを盗んだとして日本で窃盗容疑の逮捕状が出されていて、今後、強制送還される見通しです。