フジテレビの親会社であるフジ・メディア・ホールディングスは一連の問題の影響から、今年3月までの1年間の業績予想を大きく下方修正しました。

フジテレビ 清水賢治社長 「極めて深刻に受け止めています。役員の一人として、これは重大だと受け止めています」

 フジテレビは30日、一連の問題を受けたCMの差し替えやキャンセルについて広告主に料金を請求しないことを決めました。

 このため、今年3月までの1年間の広告収入はこれまでの予想より233億円減り、最終利益が赤字に転落する見通しだということです。

 こうしたことから、親会社のフジ・メディア・ホールディングスの最終的な利益の見通しも、これまでの290億円から98億円へと3分の1の水準まで下方修正されました。