東京・歌舞伎町のカラオケ店で、中学1年の女子生徒に性的暴行を加えた罪に問われている「日本維新の会」の衆議院議員だった男に対し、東京地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

 元衆議院議員の椎木保被告(58)は去年8月、歌舞伎町のカラオケ店で中学1年の女子生徒に性的暴行を加えた罪に問われています。

 今月3日の判決で、東京地裁は「被害者は年少であり、卑劣で悪質な犯行。心身に与えた影響は軽視できない」などと指摘しました。

 そのうえで、「元国会議員という立場を悪用したものとはいえない」などとして椎木被告に対し、懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。